ダーウィンの悪夢

2007年1月8日
を見る。
パンフレットと
東京外大の西谷修氏がCOEプロジェクトの一環で
立ち上げたカンファレンスをまとめた本
「グローバル化と奈落の夢」を購入。

NHKの「アフリカ零年」の制作チームと
アフリカ研究者、そして「ダーウィンの悪夢」の監督
ザウパー氏とのラウンドテーブルを採録した箇所があった。

組織と個人のできることは違うが、今後このような
ドキュメンタリー制作がどのような方向に向かって行くのか、
とても難しい。もうテレビには無理であろう。
やはりお金の魔力は恐ろしいのである。


本中、モザンビークPKOで「ジャンヌ・ダルク」と評された
らしい(西谷氏の発言)の方のURLを見つけたんではっつけておこう。やはり言語は大切。この方はポルトガル語の習得から入っていったようです。モザンビークはポルトガルのコロニーだったし。
http://www.tufs.ac.jp/common/fs-pg/portal/soran/funada_sayaka.html

その中で筋とは離れるが興味のあったこと。
「世界が100人の村だったら」の体験授業で
ビスケットを100個用意し、そのうちの80個が20人の富裕層に分配され、最貧困層は、中間層も差し引いて、1個のビスケットを20人で分け合わなければいけないという。

本当に体験なので、学生たちが「先生、どうしたらいいですか」
ともたついていると、
「粉にして食べなさい」という。

本当に粉にして指で掬いながら20人で食べたという。
感想を聞くと、生徒の半分は泣いていたらしい。
4個は確実にもらえる富裕層との差。

言葉で理解するのと、実際そうなったときに感じることは
本当に違うということで。

実際日本がデフォルトしたらどうなるんだろうか。

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