Acceleration

2006年10月15日
The Economistが一番面白い。

最近はIHTも食傷気味である。

リーディングは飛躍的に伸びた。
しかし、リスニングが伸びない。

会社には「スピード」と「優先順位をつける」
ことをうるさくいわれているので、

個人の人生の「スピード」と「優先順位をつける」こと
も意識するようになった。

学校選定中。人生の時間が足りなくなってきたので。

バレンボイムとサイードの財団とオーケストラの取り組みに
ついてのCNNのニュースを見る。

それぞれ若手のエジプト人の指揮者とパレスチナ人のヴィオラ奏者とイスラエル人のヴァイオリン奏者などが所属するオケがスペインのセビリヤで活動している。
そのオケのスポンサードと指導者をバレンボイムが引き受けている。

利益第一の資本主義の荒波にくじけそうになるが、
やはりアートの力も強いのだ、負けてはならない、と奮起した次第である。

東アジアでオケを組める日はいつくるのだろうか。
社会に対してどのように貢献でき、還元できるのだろうか。
書生論ではなく、真剣にモデリングを考えているし、
そのモデリングをいつかしたいのである。
バングラデシュではすでに結果を残しているではないか。

メリットの定義は唯一つではない。
金という指標でのみ測定することは、危険であるし、
誰に何を何のためにどのように残せるのだろうか。
効率とスピードは大切だが、その出口戦略は示せるのか?

俺は今期S評価だったんだぜと子孫には自慢できない。
むしろ美田を残せず、大阪にふらふら出てきてしまっているし・・・。申し訳ない限りである。

農耕から離れ、知識や知恵で社会に私は何ができるんだろうか。
いやむしろ何かしたいのだ。
私のゴーストはこの態度がこれからの大きな流れだとささやく。

何はともあれ、「パワー」はつけなくてはならない。

なにかとうるさい雑音をはねのけて好き勝手するには
力である。

最悪組織から放逐されても、生きていけるように。

この会社の宮廷生活を生き抜くと割り切ってしまえば楽なのだが、私の内なるゴーストが「違うぞ」と
ささやくので。

本質的に移動がすきなのだ。

小学校時代は「地図」を片手にプランをたて、親をせかして
見知らぬ土地をトレースするのが好きだった。
等高線から風景を予測し、車窓からスカイラインをずっと眺めていた。群れて遊ぶのはあまり好きではなく、今、ここ、から
ちょっと離れてふらふらするのが好きだった。

今でも海外の国に行くと、必ずその土地の道路地図を購入する。

帰ってくる場所は列島なのか、それとも途中なのかよくわからんが。

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