本田靖春
2005年2月19日を読んでいる。
高校時代に今西錦司の評伝を読んで
名前を知った。
それ以来。
読売新聞東京社会部黄金時代の人間。
最近死んだ。
全集全部買って
そのうち、
「不当逮捕」、「警察回り」
「誘拐」、「村が消えた」を読んだだけ。
(「村が消えた」春の六ヶ所村を北上して東通まで
行ったことがあった。海岸丘陵に忽然と出現する風力発電の風車、そして再処理施設。晴れなのに、なぜか青くない。白いフィルターがかかったような空が印象に残っている)
休みのうちに「私戦」と「私のなかの朝鮮人」
を。
クラシックです。読まないと先に進めない気が
して。
その前に、以前から行かねばと思っていた
山道を歩きにいくつもり。
雨が降りそうだ。
雨になった。
伏見稲荷駅を数年ぶりで下車。
鳥居が延々と続く参道を登る。千本鳥居。
13時30分入山(?と言っていいものか)
以前より汗をかきやすくなったか?
四つ辻まできたときにはびしょびしょ。
二の峰からは生駒、葛城、遠く紀伊山地が見える。
泉湧寺をかすめて、今熊野。
まっすぐ指示どおりに歩いていったら、
行き止まり。
「ここから200m戻って右へ」
みたいなことが書いてある。
なら最初からそう標識だせ。
今熊野の住宅街を通り過ぎ、
国道一号線とクロスするところまで
山道を歩く。
このぐらいから雨足が強くなり
傘をさす。
一号線をクロスするところで道に迷い、
東大路まで出そうになる。
ふんばって引き返す。だるい。
ここから将軍塚まで快適な山道。
将軍塚からは京都市内が一望できるが
歩行マシーンと化していたので
パス。
雨が本降りとなる。
ここからはひたすら下り。
途中ガスがでてきて、市内まで数キロもないのに
白く煙った幻想的な道を歩く。途中向こうから
ブロンドで白いコートを着た女性が上ってきた。
こんな場所でこんな美女に、しかも西洋系。
ドキ。
彼らはトレイル歩くの好きだからなあ。
ガイドしてあげると喜ぶよなあ、など思いながら
ひたすら歩く。
ひたすら下りて、粟田神社脇に出る。
15時45分。
計2時間15分。ひたすら歩き倒した。
蹴上から日向大明神〜大文字山〜銀閣寺は
もう何度も歩いているが、その南ルートは
今まで放置していた。
今回歩けてまー満足。
稜線伝いに行きたいところだが、
道がないようだ。残念。
「京都一周トレイル」の表示に従って歩いた。
そのまま三条通りを堀川通りまで歩き
新福菜館の特製ラーメン(800円)
を食して帰る。ザックがびしょびしょで
イスから水滴が滴り落ちていた。中に入れていた
新聞と本田靖春の本も濡らしてしまった・・・。
おしゃれな三条通を傘さしてるのに頭が汗でびしょびしょ。
かなり疲れたから眼もうつろになりながら歩く。
怖かっただろう。
なぜ歩くのか。
体脂肪が燃え、余計な肉がなくなる、ということもあるが、
思考もすっきりする、という効果があるから。
そのとき悩んでいたことを整理できる。
大切なものが見えてくる。
ぜいぜいしんどいときに
つぶやく一人言で何を大切にしているかが見えてくる。
人間は常に「目的地」を定めておかないと
生きていけないのだな、と山を歩いていて思う。
下山予定のない登山などない。いつかは下りなければ
ならない。
それと、日ごろ人間関係のストレスを溜め込むタイプなので
入山から下山のプロセスでその汚れをすっきり
削ぎ落とした気分になれる。こうしたいときは単独で
入山する。あるいは気のあったパートナーもう一人。
男女は問わない。人間社会のストレスを山に吸収してもらって
いる、というイメージ。
京阪三条駅周辺は洒落たエリアになっている。
スタバ御池店辺りも烏丸通越えたあたりに店がぽつぽつ。
変わるもんですな。街も人も。
今書いてて、眼がかゆい。花粉症か。ついに。
高校時代に今西錦司の評伝を読んで
名前を知った。
それ以来。
読売新聞東京社会部黄金時代の人間。
最近死んだ。
全集全部買って
そのうち、
「不当逮捕」、「警察回り」
「誘拐」、「村が消えた」を読んだだけ。
(「村が消えた」春の六ヶ所村を北上して東通まで
行ったことがあった。海岸丘陵に忽然と出現する風力発電の風車、そして再処理施設。晴れなのに、なぜか青くない。白いフィルターがかかったような空が印象に残っている)
休みのうちに「私戦」と「私のなかの朝鮮人」
を。
クラシックです。読まないと先に進めない気が
して。
その前に、以前から行かねばと思っていた
山道を歩きにいくつもり。
雨が降りそうだ。
雨になった。
伏見稲荷駅を数年ぶりで下車。
鳥居が延々と続く参道を登る。千本鳥居。
13時30分入山(?と言っていいものか)
以前より汗をかきやすくなったか?
四つ辻まできたときにはびしょびしょ。
二の峰からは生駒、葛城、遠く紀伊山地が見える。
泉湧寺をかすめて、今熊野。
まっすぐ指示どおりに歩いていったら、
行き止まり。
「ここから200m戻って右へ」
みたいなことが書いてある。
なら最初からそう標識だせ。
今熊野の住宅街を通り過ぎ、
国道一号線とクロスするところまで
山道を歩く。
このぐらいから雨足が強くなり
傘をさす。
一号線をクロスするところで道に迷い、
東大路まで出そうになる。
ふんばって引き返す。だるい。
ここから将軍塚まで快適な山道。
将軍塚からは京都市内が一望できるが
歩行マシーンと化していたので
パス。
雨が本降りとなる。
ここからはひたすら下り。
途中ガスがでてきて、市内まで数キロもないのに
白く煙った幻想的な道を歩く。途中向こうから
ブロンドで白いコートを着た女性が上ってきた。
こんな場所でこんな美女に、しかも西洋系。
ドキ。
彼らはトレイル歩くの好きだからなあ。
ガイドしてあげると喜ぶよなあ、など思いながら
ひたすら歩く。
ひたすら下りて、粟田神社脇に出る。
15時45分。
計2時間15分。ひたすら歩き倒した。
蹴上から日向大明神〜大文字山〜銀閣寺は
もう何度も歩いているが、その南ルートは
今まで放置していた。
今回歩けてまー満足。
稜線伝いに行きたいところだが、
道がないようだ。残念。
「京都一周トレイル」の表示に従って歩いた。
そのまま三条通りを堀川通りまで歩き
新福菜館の特製ラーメン(800円)
を食して帰る。ザックがびしょびしょで
イスから水滴が滴り落ちていた。中に入れていた
新聞と本田靖春の本も濡らしてしまった・・・。
おしゃれな三条通を傘さしてるのに頭が汗でびしょびしょ。
かなり疲れたから眼もうつろになりながら歩く。
怖かっただろう。
なぜ歩くのか。
体脂肪が燃え、余計な肉がなくなる、ということもあるが、
思考もすっきりする、という効果があるから。
そのとき悩んでいたことを整理できる。
大切なものが見えてくる。
ぜいぜいしんどいときに
つぶやく一人言で何を大切にしているかが見えてくる。
人間は常に「目的地」を定めておかないと
生きていけないのだな、と山を歩いていて思う。
下山予定のない登山などない。いつかは下りなければ
ならない。
それと、日ごろ人間関係のストレスを溜め込むタイプなので
入山から下山のプロセスでその汚れをすっきり
削ぎ落とした気分になれる。こうしたいときは単独で
入山する。あるいは気のあったパートナーもう一人。
男女は問わない。人間社会のストレスを山に吸収してもらって
いる、というイメージ。
京阪三条駅周辺は洒落たエリアになっている。
スタバ御池店辺りも烏丸通越えたあたりに店がぽつぽつ。
変わるもんですな。街も人も。
今書いてて、眼がかゆい。花粉症か。ついに。
コメント