Strategy for getting the seat

カール・ローブという
悪の黒幕みたいな人（あくまで印象）が
ブッシュ陣営にはいて、

浮動票をとりこむのではなく、
固定票で投票にいかなかった層を徹底的に
掘り起こして投票に行かせるという
戦略をとったそうだ。

テレビ朝日の「サンデープロジェクト」の
特集でのリポート。

そして徹底的にカトリック層に対して
反中絶キャンペーンを展開しているという。
もともと民主党支持層であったカトリック信者の
何割かは共和党にまわっているらしい。

日本では許されないほど
徹底的に両陣営ともCMを各地区に投下している。

こんなところだけ真似しないでほしい。
日本は。

それにくらべて、民主党はなにか見えてこない。

海外の国々の民衆がいかにケリー支持を叫ぼうとも
「関係ない」といいきった女性論客も登場。たしかにそうなんだが。

外圧には屈しないと。

あとひとつ気になること。北朝鮮政策。

英字新聞で読んだのだが、
ケリー陣営の米朝交渉オンリーの姿勢には疑問を感じる。

おそらく中国を巻き込む口実である
六カ国協議というスキームは機能しているかどうか
はともかくとして将来的には期待が持てた。

国際協調路線と単独行動路線とで
比較されるケリー陣営とブッシュ陣営だか
こと東アジア政策に関するかぎり、見事に
捩れる。

確かにケリーの方がましだが、
ちょいとひっかかる。

本日ついに38度線のDMZから米軍の主力部隊が撤退した。
これからの南側の主力は韓国軍である。

大統領選挙の権力の空白でなにかがおこるのか
おこらないのか。