ぱっとみ

「ぱっとみわからん」

僕の書く文章についてよく言われることの
ひとつ。

「敬語を使いすぎる」
確かに敬語さえ使っていればよい
よいう考え方は慇懃無礼だ。

わかりやすい文章を書くというのは難しい。
「バカの壁」というベストセラーがあったけど、
あの主張はとても明快で
「人の立場にたって考えなさい。ここは日本だ」
ということにつきる。

文章を書く基本もここにあると思う。
シンプルなことなのだが、
実践するのが難しい。

僕も人のことを言える口ではないが、
コミニケーションのできる人が減った？
高学歴の人ほど顕著だ。
別にわかってもらわなくてもいいという態度。
それで会社にいれてもらおうという。
あるいは現に働いている。

27歳にして思うことだが、気づくのが
遅かった。
いや、まだ遅くはない。

「言うは易く行うは難し」
語るに落ちる。

最近よく歩く。

扇町公園を抜けて、阪急東通の一つ北のバナナホール
のある筋を堂山交差点へ、そこから都島通を経由して
阪急百貨店から地下道へもぐり
目的地に行く。
たいていは本屋だったり、タワーレコードだったりする。
あるいはイーマの周辺をうろうろする。
最近は服など物色するようになった。
羽振りがよくなったものだ。

歩く時は
別にこれといったあてはない。
単に女性を眺めるためでもある。
あるいは店を見つけるため。

そんなことをしながら、御堂筋を南下する。
北新地を右にみながら
中之島へ。左に、大阪市役所、遠く京橋のオフィス
そして右は日銀から、三井物産、三井ビル、関電ビル、
堂島界隈のビル。
この辺の夜景は見物だ。

ぶらぶらしながら、淀屋橋駅
へ。

家路につく。

正直女性と話すのが面白い。
なぜか、やはり相手のことを慮ってくれるから。

ということは、俺は？
他の男性は？

これで男性は国家なり、会社なり、
家庭なり、共同体をひっぱて行く気なのだろうか。

女性諸氏から学ぶべきことは多い。
当然下心はあるけれど・・・。