COME RAIN OR COME SHINE

「内面意識を抉る」三部作も本日が
最終回。

「接吻」について。

最近、田島貴雄のリバイバルで
「接吻」を中島美嘉が歌っている。


ダブにダウンミックスしていてとても
夏らしい。

この歌詞はけっこう奥が深い。

接吻は甘い。

接吻の前には潤んだ対の瞳があり、
刹那の沈黙がある。

セックスなどどうでもよかった。

その間の女性のしぐさがとても
印象に残りませんか。

とてもイトオシクハナイデスカ。

接吻にいたるまでの。

そこを大事にしてあげること。

向こうの律動に合わせる。

とはいっても
やはり孤独感はつきまとう。

おそらく単に思い込みなのだろうけれども。

男女の間、否、人の間には断絶がある。

それを埋める作業はシジフォス的である。

だから一人でいいのか。

本当に心の底からそう思うのか？

と問われた時、

私は「いい」とは言えない。


手をつなぐだけでいい、
視線を交わすだけでいいから、
繋がっていたいと思うのは、

とてもひ弱い心なのか。


ただ、「永遠に一人である」、ということは
真実である。


単に性欲がたまりまっくているだけなんですが。