ノーマンズランド
2003年7月10日アフガニスタン。
9.11の復讐の標的にされ、
ほとんど明確な理由のないまま
空爆された国。
イラク占領以後ほとんど
メディアからは抹殺された国。
この国には地雷が全世界の
数分の一程度は埋設されているという。
ほとんどはソ連侵攻によるものである。
地雷の数の多さのため
居住不可能の街はいくつもあるという。
会社を早く切り上げて
ミナミのジムでエアロビに取り組む45歳の中年のオヤジが
日本にいる。
10年後55歳で退職して、アフガンの地雷除去に旅立つために。
おそらく、10年後にアフガンに行っても
地雷はほとんど減ってはいまい。
もしかしたら増えているかもしれない。
そんなシジフォス的不条理世界の中で、
地雷を撤去するために10年計画を実行に移している人間がいるというのには、驚いた。
しかも、この会社で。
瞬間最大風速的に動く見せ掛けの「正義感」
とか、「善意」とは違う。
その意志(それが善意であれ、正義感であれ)を持ち続けることが大事なのだ、という至極当然な結論にたどりつく。
9.11の復讐の標的にされ、
ほとんど明確な理由のないまま
空爆された国。
イラク占領以後ほとんど
メディアからは抹殺された国。
この国には地雷が全世界の
数分の一程度は埋設されているという。
ほとんどはソ連侵攻によるものである。
地雷の数の多さのため
居住不可能の街はいくつもあるという。
会社を早く切り上げて
ミナミのジムでエアロビに取り組む45歳の中年のオヤジが
日本にいる。
10年後55歳で退職して、アフガンの地雷除去に旅立つために。
おそらく、10年後にアフガンに行っても
地雷はほとんど減ってはいまい。
もしかしたら増えているかもしれない。
そんなシジフォス的不条理世界の中で、
地雷を撤去するために10年計画を実行に移している人間がいるというのには、驚いた。
しかも、この会社で。
瞬間最大風速的に動く見せ掛けの「正義感」
とか、「善意」とは違う。
その意志(それが善意であれ、正義感であれ)を持ち続けることが大事なのだ、という至極当然な結論にたどりつく。
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