別れ。

2002年2月9日
呑んだ!
食った!
吸った! 


最初にドイツ人おまえらに言いたい。
おまえらはとんでもねえクレイジー野郎だぜ。
いいもん見せてもらったよ。ありがとうよ!

15時スタートのオフィシャルサヨナラパーティー、
今回は理性的にいこうということで、
私、押さえ気味。

いつものようにつたない英語でいろんなやつらと話しました。
ほんと、どんどん目だっていかないと、
生きていけないっす。

俺は、「fanny, crazy guy」キャラなので
目立たないようにしていても、目だってしまうので
意外と疲れるのである。

ほんと俺のキャラクターはユニバーサルです。
もうこれで、死ぬまで突撃や。


日本人の女子もさほどピピピな奴はおらんし、
俺得意のボケ風味の会話もイジル奴がおらんと
成立せんので、今日は深夜になるまで、セーブモードでがんばることにする。
近いうちにボケ気味英会話をできるようになりたい。一分間に三十回ぐらいの頻度で「you know」や「isn’t it」
駆使できるようになれば、しめたものだろう。
そのほかにも、「I agree,but...」とか常に
人を認めない超傲慢な日本人とか、
いろいろ考えられるっす。

これでは単なる狂人か。

留学生には、
EUドイツ代表部の大使になりたいという奴
シュピーゲルのりサーチャーをやってた奴
経済学から転部して医者になるという奴
国際交流の仕事がしたいという奴
「第四帝国の総統になる」といってた、資本論の
作者とほぼ同じ名前の奴
こいつは金持ちの女を捕まえるそうだ。
そうだ、日本語ではひもと言うのだ。がんばれと言ってやった。

一時すぎに入った小箱のクラブでは、
入ったと同時に「まわせ、まわせ、まわせー」
と聞こえる名前がわからないが、とにかく
キラーチューンでいきなり大合唱。
そして、
「no woman, no cry」で全員発狂。
閉店まで踊り続けた。
俺は仕込んでおいた新日本プロレスのT−シャツになり、
ドイツ人女子のおさわりアタックを満身で受けた。
気持ちのいいものだ。

ことばや論理ではない、踊るという場所で
俺は本領を発揮する。
そう、俺はパーティーピープルなのだ。
東京にインターンシップに行く女子とは
東京のクラブで再会するはず。今度はテクノね。
あとレイブもいこうな。


そのあとはドイツ人曰く「疲れたサラリーマンとか、壊れた人が集う」ロックバーに移動。
ディープパーポーや、ディラン、クィーン、U2
で再び発狂。

会社にそのままいたら、こんな経験はできなかっただろう。
どうやら俺は本当のバカか大物のどっちかだ。
無国籍野郎と最後のロックバーで、こんな俺たちはとんでもない楽観主義者ということで話がまとまった。
だってほんとになんとかなるんだもの。

世界はあまりにも広い。誰にでもそれぞれの
居場所は必ず存在する。

こんな八方破れの俺でも世界は暖かく受け止めてくれる。人に甘えるのではなく、この広い世界にあまえようじゃないか。ちなみに俺も傲慢です。

A,君が絶対教授に渡してねといって僕に託した
君たちの集合写真を、勝手ながら見ている。
みんないい顔してるよ。

I、クラブ明けの朝、郵便局でドイツへの小包の発送を終えたとき、見せた涙を忘れないだろう。
さんざんクレイジーとか、ファニーとか言ってくれてありがとうよ。おまえもファニーだよ。十分。

M、グリーティングカードを渡したとき、抱きしめてくれてありがとう。ほっぺたがとても熱かった。
また君の笑顔を見にドイツに行くよ。
I will climb for you.


「あひ見ての後の心にくらぶれば
   昔はものを思わざりけり」
     権中納言敦忠

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