Free Glide

2002年1月9日
今日は人工壁へ行って、岩を登る。


壁の管理人の方が話しかけてきた。
彼のクライミングスタイルは冷徹で、かつ、真摯で厳しい。しかし、クライミングをする人にはなんのわけへだてなく暖かい。
グレードは関係ない。

昨年、彼らのチームは南米フィッツロイ山群に
クライミングツアーに行ってこられたらしい。
結果は失敗だったそうだ。
「力不足です・・・。」
それ以上なにも言い訳をしない。

年間300日以上強風が吹き荒れるパタゴニア地方。
突端にある、大氷河から、乾燥した、パンパ平原に向かって大気の激しい流入が起きる。
ちょうど冷凍庫を夏の暑い日に開けたみたいなイメージ。
その中間部に、アンデス山脈から高度をさげつつ、3000m級の岩山がいくつも聳え立っている。そこをフィッツロイ山群と呼ぶ。
身近に行った人がいた。
いろいろ聞きまくる。
つーか、興奮しちまった。

夢は夢のままでしょうか。
いや、今度こそ。また戻ってきたわけだし。
走るしかないでしょう。

※       ※     ※


ヨセミテのミッドナイトライトニングと
イングランド、スタネイジのデリバランスを
トップアウトすること。その過程で何か見えてくると思う。かな?ちうか、登れる?
    ※   ※    ※

向上心と、ユーモアだけは忘れずに。
そして、フレンドリーさも。
誰だって気持ちよく飛びたいから。
そして、誰もが気持ちよく飛べるとは限らない
現実。
そんな現実のわだかまりをふっとばせるユーモアほしいなあ。
なんか山田詠美を読んでそう思った。


また、リフレインする。
<Flow with it,be part of it>

クライミング能力と、同時に、
ほんま、表現力ほしいです。
「筆舌につくしがたし」
で終わらせないように。

言葉の世界をフリーグライドしたい。

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