興奮してしまって寝れぬ。

昨日、今日と大学時代にフランス・スペイン
クライミングツアーをした親友が泊まりに来た。
月曜の朝イチで、関空から、弟が留学している韓国に向けて旅立つ。楽しんでいってこいよ。
タイでは性病うつされんなよ。彼女が泣くぞ。

見送りにいく。なにせ休職中なもんで。

彼とは、京都大学の、アングラ人工壁で偶然知り合い、故郷が近いということもあって
ものすごい勢いで親友になってしまった。

知り合って、三ヶ月で、二週間も南仏でテント生活を共にした。いわゆる、バムってやつですか。スペインも含めれば、一ヶ月のなんちゃってバム。
そこで、僕はある意味社会性が失われ、
現在に至るわけだが。
彼はなんやかんやで地元の県職員に採用されてしまった。公務員はすばらしい。
クライミングできるから。

昨夜はテキーラで昏倒。

今日は、夜中、大阪城〜梅田〜なんば〜自宅
というロングバージョンの徒歩をこなしてしまった。いろいろ話しながら。

若さを無駄に費やしている。

この無駄を僕は意地になって追い求めている。

脳震盪で記憶がないまま、一試合タックルし続けていた、高校時代。

岩のホールドに指をひっかけ、
足がおくところのなさそうなところに
微妙なタッチで岩に足をおき、すべてをコントロールできた瞬間。それだけを求めた大学時代。それだけでよかった。女もいらない。
ただ、ひたすら、グレードをプッシュすること
に血道をあげた。

ああ、気持ちよかった。

ビジネスでその快感を得れるのか?
いまだ、その答えはでず。
誰か教えてほしい。
私の仕事はアドレナリンでまくりです、
という人がいたら教えてほしい。

肝臓を壊し、病院に運ばれ、夜毎キャバクラに
行き、脂肪が増える。それがテレビという
メディアが俺に与えたミッションならば、
それで良いのか?
クライミングやオーガズム以上の快楽が仕事から得れるのか?
金がいままで得た快感の代替物となりうるのか?
人を動かすことが快感なのか。

ただ、今でも言えるのは、
悪魔に魂売ってでも、登りたいルートがある、
ということ。そこまでの道筋は学生時代と
比べると、五里霧中。全然みえない。


なるべく、その快感を得れた源泉の近くで
ビジネスがしたい。

快感原則で生きてきた。

ひとりよがりの。

このままいったら、ビッグマウスで人生を終えてしまう。

社会人になると、いろいろなものが絡み合って
先にすすめなくなった。

快感原則でいけば、仲間、ひいては社会に迷惑をかけ、
現実原則でいけば、本能が快楽を
もとめて現実をみる理性を曇らせる。

そんなこと考える年になったってことか。
ほんで、こんな風に過去を見出したらおしまいか。
それでも、同世代に比べたら、まだ、思考が浅く、性急すぎる。結果、結論のみを求めすぎる。何も考えていないに等しい。

ジェリー・ロペスというサーファーが言っている
<Flow with it,be part of it.>
待つこと。ただひたすら。向こうからくるのを
ただ、待つ。調和の一点に集中するために。

無国籍野郎が入社の際のはなむけとして
残した言葉が今となっては、
身に染みる。
「十年は、深く、潜れ」

子供のまんま年とっていきそうや。
今月、25歳。



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